SEO対策を考える上ではユーザーにとって良質なコンテンツを提供することをまず意識しますが、同時に、検索エンジンに対しても質の良いサイトになっているかを確認することが必要です。
ここでは、検索エンジンを意識した対策に焦点を当て、SEO対策のチェックポイントをいくつか挙げて見ていきましょう。まずはじめに「HTMLタグなどの記述にまちがいがないか」を確認することが大切です。検索エンジンのロボット(クローラー)は、日本語の文章というよりサイトを構成するHTMLをチェックします。つまり閲覧者にとって良い文章が書かれていても、クローラーが内容を理解するための言語が誤っていては、正しく評価がされなくなります。次に、「画像が多すぎないか」という点も見直すようにしてください。
文章よりも画像が多いサイトは、一見すると楽しくて見やすい印象があるかもしれません。ですが、クローラーからするとテキストは文字コードで構成されているため認識可能なのですが、画像の美しさや良さは評価することが出来ません。せっかくセンスの良い画像にこだわっても、情報はテキストで表されていないと読み取ってもらえないということになります。さらに「リンクが切れていないか」もSEO対策という点では欠かせないポイントです。サイトの中でリンクが切れてしまっていると、巡回してもそこから進むことができず、リンクを経由して情報を把握することが不可能になってしまいます。